1. 社会資本整備分野における開発途上国への技術支援
(1) 国際交流活動
長年培ってきた海外政府機関、建設技術者とのネットワークの継続と強化を目的とした海外政府高官、建設技術者との意見交換を行っています。
また、REAAA(アジア・オーストラレーシア道路技術協会)の会員として各種会合等において情報収集・発信及び意見交換を行っています。
(2) IFNet・GFAS
各国が共同で実施している自然災害軽減プログラム(国際洪水ネットワークIFNet)の事務局業務、またIFNet上で提供している洪水被害の軽減に資するための降雨情報「地球洪水警報システム(GFAS)」の管理運営を行っています。
※2020年6月から改訂版GFASⅡ(ver.2.2)を公開。
2. 建設コンサルタント等の海外展開支援
(1) プロジェクト形成支援
開発途上国の要請に応じて、社会資本整備に関するプロジェクトの形成支援を行っています。
わが国のODAによるプロジェクトを推進するため、インフラストラクチャーに関する情報を関係官庁、国際協力機構等に提供しています。
(2) 世界の建設情報の提供
建設分野の国内外の各種情報を収集し、開発途上国を中心に日本の優れた建設技術等を提供、また、国内会員企業等に対して開発途上国の建設分野における現状、要望等の情報を提供しています。
(3) セミナー等の開催
海外の情報等に関するセミナーの開催、建設コンサルタントと建設会社の共同調査・研究、JICA等との意見交換等を行っています。
3. 会員及び業務従事者への支援と人材育成
(1) 国際協力への支援
国際協力に関する研修、講演会などを通じた会員企業の海外要員養成の支援を行っています。
(2) 小沢海外功労賞
国際業務の功労者に対する顕彰を行っています。
(3) 海外派遣者への支援と交流
在外公館、国際機関等への派遣者、JICA専門家に対する派遣前レクチャーやインターネットなどを通じた双方向の情報交換を行っています。
(4) 技術力の向上
技術研究所報の発行、研究発表会の開催、国際会議等への積極的な参画を行っています。
(5) 情報発信
「国建協情報」、「IDI Quarterly」などの季刊誌(ホームページ、メールサービス等)にて情報発信を行っています。